東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

代表質問(訴訟問題/りんごっこ保育園問題)

平成16年東村山市議会9月定例会
東村山市議会会議録第13号
平成16年9月7日(火)

1.議事日程
第1 所信表明についての代表質問


○議長(渡部尚議員) 次に、10番、罍信雄議員。

〔10番 罍信雄議員登壇〕

○10番(罍信雄議員) 今議会での市長の所信表明並びに当面する諸課題につきまして、公明党東村山市議団を代表して、幾つかの提言を交えながら、順次、お伺いをいたします。

〔中略〕

  大きな9点目でございます。市並びに市長が被告とされた裁判で、最近結審したもの、また、最近の進捗状況について伺います。

  1番でございますが、りんごっこ保育園訴訟に関する和解合意と今後の市の対応について伺うものであります。この園に関する15年度予算での予算計上は、議会としてはノーでありました。保育園の待機児解消は、喫緊の課題であり、重要な子育て支援策であることは当然のことであります。もとより、私たちもその立場にはいささかの異論もないのは当然でありますが、新設予定でありましたりんごっこ保育園に関しましては、国基準さえ満たしていれば何でもいいというわけにはいかないとしてノーとしたのであって、設置妨害をしているとの見方があるとすれば、これは論外であります。そこで、まず、この件が訴訟となった経過及び7月12日和解に基本合意した市長の率直な心中と見解を伺います。

  和解内容では、市は、開園に向けた対応をするということになっておりますが、申請は、77名での新たな申請となります。新ガイドラインに沿った内容での開園に向けて、設置者とどのように対応しているのか伺います。(「わかってないな」と呼ぶ者あり)

  10月1日の開園に向けて……

○議長(渡部尚議員) 6番。

○10番(罍信雄議員) 8月15日の市報で園児の募集を行いましたが、設置者から新たな申請がいつあったのか、現状についても伺いたいと思います。

  あったとすれば、予算措置はどうするのか、今議会の当初議案に、補正計上はされておりません。一部地方版の新聞によれば、開園がおくれている他保育園分の予算を一時流用し、専決処分する旨の報道がありましたが、市がこのような安易な認識でマスコミに情報提供したとすれば、大きな疑義があります。(不規則発言あり)すなわち、これに関する経費は、たとえ都からの認可がおりた後といえども、義務的経費でないとするのが私どもの観点でございます。ですから……(不規則発言あり)議会の承認を得ずして専決処分することはできないとする総務省や厚生労働省の見解がありますが、法解釈に重要な問題を含んでいると考えるこの点について、(不規則発言あり)市長の認識と見解を伺うものであります。(「うるさい。黙っていろ、おまえは。人がしゃべっているときは」と呼ぶ者あり)

○議長(渡部尚議員) お静かに願います。

○10番(罍信雄議員) 今後、補正計上するとすればいつになるのか、また、筋論からいえば、新たな申請を受けた後、市は、設置者とガイドラインに沿った十分な協議・調整を行った後、条件が調って初めて東京都に許可申請し、許可がおりてから初めて予算計上とするべきだと考えるものでありますが、この予算を議会が否決した場合は、国からも都からも補助金がおりないというのが正論ではないでしょうか。市民が理解できる説得力ある説明がなければ、我が党としては同調できないところでありますが、見解を伺います。(不規則発言あり)設置者の資質及びしっかりとした経済的基盤も申請要件では重要な点であることは言うまでもありません。この点について、(不規則発言あり)いまだ説得力ある状況にはないのではないでしょうか。りんごっこ保育園の設置申請者は、みずからの保育専門職としての子育て理念をも放棄するかのような態度で、保育専門家でもない特定議員の関与を受け入れて、振り回されているのではないかとの重大な疑義が生じ、これまでの経過から見受けられ、(不規則発言あり)議会として賛成多数をもって6月議会でりんごっこ保育園の設置者の資質及び特定議員の関与に関する調査特別委員会を設置して、現在、調査を進めているところでありますが、(不規則発言あり)市長は、この設置者の申請に、当初の段階から認可に向けての助言や推進に向けての対応をしてきたようでありますが、この設置者の資質及び特定議員の関与に関して、一体どのような見解を持っておられるのか。

  そもそも、この件がここまで問題となって尾を引いた根本原因は、(不規則発言あり)担当所管が、当初の段階から当市においてこれまで培われてきた保育の質という重要な課題をないがしろにして、ただ申請内容が最低でも国基準を満たしているという点だけで、幾つかの問題点を見落としたというか、十分なチェックをしないまま待機児童解消をにしきの御旗に進めようとしたこと、これに関係部長並びに理事者が適切なる政治判断を下せなかったため、引っ込みがつかなくなり、袋小路に入ってしまったというのが真相ではないでしょうか。改めて市長の見解をお伺いいたします。(不規則発言あり)

○議長(渡部尚議員) 6番、矢野議員、静かに。

○10番(罍信雄議員) 次に、ごみ収集委託損害賠償請求事件での勝訴について伺います。

  訴訟事件の内容と勝訴に至るまでの経過を具体的にお伺いするとともに、率直なる市長の見解を伺います。また、市長が個人的に支払ってきた弁護士費用などの処理について、今後どのようにされるのか伺います。

〔中略〕

○議長(渡部尚議員) 矢野議員ね、あなたね、さっきからうるさいんだよ。(「うるさいんじゃなくて」と呼ぶ者あり)

  うるさいの。人の発言中は黙って聞いてなさいよ。不規則発言は許さないからね、本当に。(不規則発言多し)

  休憩します。

午後零時2分休憩


午後1時2分開議

○議長(渡部尚議員) 再開します。

―――――――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――――――――

○議長(渡部尚議員) 答弁よりお願いいたします。市長。

〔市長 細渕一男君登壇〕

○市長(細渕一男君) 罍議員より、財政運営、まちづくりなど、さまざまな課題について、大所高所より御質問をいただきましたので、順次、答弁をさせていただきます。

〔中略〕

  次に、りんごっこ保育園関係の訴訟についてお答えいたします。

  東京地方裁判所で基本合意に至った経過についてでありますが、平成15年7月7日付で、原告高野博子氏より認可拒否処分の取り消し、損害賠償及び議決無効確認を求める訴訟が提起されました。その後、3回の公判と2回の弁論準備が行われ、この間、損害賠償請求事件のうち、個人を訴えた部分についての取り下げがありました。また、裁判所から裁量権ではなく要件論の争いとなるとの見解が示されました。

  次に、第4回公判が本年4月21日に開かれましたが、裁判官より、「法律論はとりあえず置いておき、原告は国賠を取り下げる、東京都は認可する。市は開園の準備をする。という話し合いはできないか」との和解協議の勧告が出され、それを受け、裁判官を通して和解協議が開始されました。

  5月18日に第1回和解協議を行い、市では定員の減と園庭の拡幅を申し入れたところ、裁判官から園庭の拡幅は物理的な問題があるので無理であるとされました。また、原告には、基準は基準として、定員について譲歩する考えについて問われました。その後3回の和解協議が持たれ、また、定員の問題を中心に協議が続けられましたが、その中で裁判官から、市の理念はわかるが、司法は法律的判断であり、行政指導も法律が優先するとの助言がありました。それらの経過を踏まえ、最終的に7月12日に第4回和解協議が行われ、原告は損害賠償請求を取り下げ、定員77名で設置認可の再申請手続を行い、東村山市は10月1日の開園に向け事務を進め、東京都は設置認可に係る事務を進めるとの基本合意に達したものであります。

  私の率直な見解ということでありますが、議員の方々を初め、皆様の御尽力により、定数の減という一定の成果を得られたものと思っておりますが、毎日の保育ということを考えますと、基本的に基本合意により解決したというものではなく、これからの保育の質を高めていくことが重要であると考えております。

  次に、開園に向けた設置者との対応ですが、これまで議会や児童育成計画推進部会で議論をいただき、東村山らしさを生かすため、指導指針を作成しましたことから、開園後も含め、この精神を生かせるよう、設置者と話し合いを持ちたいと考えております。

  次に、設置者からの申請でありますが、東京都への申請が、保育所設置認可等事務取扱要綱により、認可を受けようとする日の20日前までにとなっておりますことから、今月初旬には、市への提出が予定されているところでありますが、昨日までに申請書は提出されておりません。

  次に、予算措置につきましては、基本合意に基づき、開園に向け事務を進めていくこととなりますことから、今定例会に予算を計上することがふさわしいものと考えております。したがいまして、現在準備を進めておりますので、ぜひその際には御可決いただきたいと存じます。

  次に、設置者の資質及び特定議員の関与ということでありますが、質問者がおっしゃられる側面が確かに見受けられますが、保育者としての資格や経験に関しては、保育園設置認可基準に合うものと認識しております。

  次に、ごみ・資源物収集運搬委託にかかわる損害賠償請求事件の内容と勝訴に至るまでの経過について申し上げます。

  この住民訴訟は、平成13年度のごみ収集及び運搬業務に係る特命随意契約が違法・不当な契約であるとして、総額3,699万5,886円の損害賠償を求め提起されたものでありますが、市も補助参加し、当初より、ごみの収集運搬業務は、日々発生するごみを迅速に適正に処理し、生活環境の維持・保全を図る必要があることから、特定の事業者と適法に契約したものであると主張してきました。その結果、平成15年11月12日には東京地裁で、平成16年7月15日にはその控訴審である東京高裁で判決があり、私どもの主張のとおり、一連の委託契約については違法性がないとして、原告の訴えをすべて棄却し、上告期間の経過により勝訴が決定することとなりました。市長として、今回の勝訴は、特命随意契約の適法性と適正な額での契約であることが立証され、市内全域における一般廃棄物の収集・運搬及び処理する責務など、その進めてきた清掃行政が正しく評価されたものと受けとめております。

  また、私個人として支払っております弁護士費用でありますが、この訴訟による報酬額は、消費税を含め着手金105万円、成功報酬157万5,000円、総額で262万5,000円となっております。この費用の処理でありますが、旧地方自治法242条の2第8項の規定に基づきまして、公費負担とさせていただきたく、今議会に追加案件として提案させていただく予定でありますので、よろしく審議お願い申し上げます。

〔中略〕

○議長(渡部尚議員) 次に、26番、黒田せつ子議員。

〔26番 黒田せつ子議員登壇〕

○26番(黒田せつ子議員) 私は、本定例市議会での市長の所信表明に対する日本共産党市議団の代表質問をいたします。

〔中略〕

  次に、認可保育園について何点か質問をいたします。

  ①、保育園の待機児解消と質的水準の維持・向上の両立について、具体的にどう取り組むのか、方向を明らかにしてください。保育における質的水準を維持・向上させつつ、かつ待機児を解消させるためには、市の役割が決定的であり、その点では、特に第九保育園の設置はどうしても必要であると思います。どのように考えているのでしょうか。

  ②、第九保育園について、市長の所信を表明されたい。

  ③、本町都営建てかえでの保育園設置計画は、本町北ブロックに引き継がれるのか。本町北ブロックまちづくり計画では、保育園はどうなっているのか。進行状況を明らかにし、また、今後の日程についても明らかにされたい。

  ④、りんごっこ保育園について、定員削減はなったものの、園庭の確保が実現せず、今後の課題として残されていますが、開園に当たっての補助する予算については、設立計画が延期された別の保育園の予算を充てるということですが、市民的に明らかにすべきであると考えますが、見解を伺います。

  ⑤、つばさ保育園について、現状について。来年4月の開園は実現可能なのかどうか。

〔中略〕

○市長(細渕一男君) 多くの質問をいただきました。順次、お答えいたします。

〔中略〕

  なお、設置の検討に当たっては、民間の活力と創意・工夫を活用することも考慮しなければならないと考えております。その際には、いろいろ議論いただき、でき上がりました保育園設置に関する指導指針に基づき協議されていくことはもちろんとして、設置された後も保育の質の向上のために施設・整備の充実、また、人的配置の配慮が求められるところであり、指導指針に基づき、よりよいものを目指し協議を続けてまいります。

  次に、第九保育園についての御質問でありますが、これにつきましては、東京都のまちづくり先行プロジェクトとして位置づけられました本町都営北ブロックにおいて整備する方向で協議してまいりました。設置の検討に当たっては、民間の活力と創意・工夫を活用する民設民営を基本に検討していく考えであります。

〔中略〕

  次に、りんごっこ保育園につきましては、先ほど10番議員に答弁いたしましたように、これまで議会や児童育成計画推進部会で論議をいただき、東村山らしさを生かせるため、指導指針を作成しましたことから、この精神を生かせるよう、設置者と話し合いを持ちたいと考えております。もちろん開園後もよりよい方向にいくよう、協議は続けていくつもりであります。なお、予算につきましても、同様に基本合意に基づき事務を進めていくこととなりますことから、今定例会に予算を計上することがふさわしいものと考え、準備を進めております。

  また、つばさ保育園につきましては、去る5月の厚生委員会におきまして、児童育成計画推進部会での意見や指導指針を検討した結果、安全性の向上等を図るため、当初の計画では、2階建てだったものを平屋づくりに変更することについて、設置予定者より協議があった旨、図面を添付し、報告いたしました。当初の予定では10月開園でしたが、その後正式な設計図面の作成を行い、建築確認申請など、計画を進めており、計画の変更に伴い、時期がおくれる状況ではありました。しかしながら、去る8月10日、地権者が急逝され、このことにより、御遺族から相続問題を整理しなければならないというお話をいただき、市の方としては、御遺族にはぜひこの計画を進めていただきたいという話をさせていただいております。現在、御遺族の御意向をお待ちしている状況でありますが、状況に変化がございましたら報告させていただきます。

〔中略〕

○議長(渡部尚議員) 12番、勝部レイ子議員。

〔12番 勝部レイ子議員登壇〕

○12番(勝部レイ子議員) 04年9月定例市議会に当たり、民主クラブを代表し、市長の所信表明と市政の諸課題について代表質問いたします。

〔中略〕

  それでは、最後になりました。りんごっこ保育園認可問題について伺います。

  所信表明にもありますが、認可保育園設置予定者により起こされた損害賠償等の訴訟が7月12日に基本合意に至ったとのことで、10月1日の開園に向け準備が進められているとのことです。詳しい内容につきましては、補正予算で質疑する予定ですが、今回の争いごとを教訓に生かすために、以下、3点について御見解をお聞かせください。

  まず、①、今後、子供の生活の場として望ましい環境づくりに取り組むため、市と設置者の話し合いを持ち、信頼づくりが重要であると思いますので、どのように努力していくのか伺います。

  ②、今後、窓口で申請を受けてから決裁までの手続システムの明確化が必要であると思います。取り組みのお考えを伺います。

  ③、保育園の民主的な運営や子供を主体とした保育の質の確保のため、第三者評価制度や、あるいは、苦情委員会等の設置が今日的な課題だと思います。当市の取り組みについて伺います。

  以上、多岐にわたって質問いたしましたけれども、細渕市長のキャッチフレーズ、「人間大好き あなたと一緒にまちづくり」、人間味あふれる御答弁をよろしくお願いいたします。

  以上、質問を終わります。

〔市長 細渕一男君登壇〕

○市長(細渕一男君) 勝部議員より、地方分権を初めとして、行政全般にわたるさまざまな課題について、御質問をいただきました。順次、答弁申し上げます。

〔中略〕

  次に、りんごっこ保育園についてですが、まず、市と設置者との話し合いによる信頼づくりについてですが、この件につきましては、当初申請された内容を基本として訴訟が継続しており、10月1日に開園されて初めて訴訟が取り下げられる状況であります。しかしながら、これまで議会や児童育成計画推進部会で論議をいただき、東村山らしさを生かせるための指導指針を作成しましたことから、これらの精神を生かせる設置者との話し合いを持ちたいと考えております。もちろん、開園後もよりよい施設になるよう協議は続けていくつもりであります。

  次に、窓口での申請から決裁までの手続のシステム化への取り組みについてですが、本来ならば第三者機関がなくても順調に進む方向が望ましいと考えております。新たな保育園の設置につきましては、指導指針に沿って協議することが重要と考えておりますが、もし第三者機関ということでありますと、既にあります児童育成計画推進部会がふさわしいのか、また別の組織をつくるのがよいのか、もう少し時間をいただき研究してまいりたいと考えております。

  次に、第三者評価制度や苦情委員会等の設置の取り組みについてですが、第三者評価制度は、平成12年6月に施行された社会福祉法の新たな規定に基づく保育サービスの質の向上と利用者の選択に資するための仕組みであり、事業者でも利用者でもない第三者の多様な評価機関が事業者と契約を結び、専門的、かつ客観的な立場からサービスの内容や質、事業者の経営や組織のマネジメント力等を評価するものであります。目的といたしましては、第三者の目から見た評価結果を幅広く利用者や事業者に情報提供することにより、サービスの内容を利用者に見えるものとするとともに、サービス提供事業者の質の競い合いを促し、サービスの質の向上に向けた事業者の取り組みを促進することにより、利用者本位の新しい福祉を実現することであります。したがいまして、施設においては、現在の保育園に求められている標準に照らして、実践のレベルはどの程度かについて評価を受け、よりよい保育園づくりを目指していただきたいと考えております。

  次に、苦情委員会等についてですが、新たに施行された社会福祉法では、第三者評価制度と同様に、「社会福祉事業の経営者は、常にその提供する福祉サービスについて、利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない」と規定し、事業者段階における苦情解決の体制整備が各事業所に求められることとなっております。この苦情解決の体制整備の目的は、苦情への適切な対応により、福祉サービスに対する利用者の満足感を高めることや、早急な虐待防止対策が講じられ、利用者個人の権利を擁護するとともに、利用者が福祉サービスを適切に利用することができるよう支援することであります。したがいまして、福祉事業を営む施設としては、必要な制度であるものと考えております。

トラックバック

トラックバック URL
http://threesparrows.blog26.fc2.com/tb.php/143-40e6b051
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。