東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

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りんごっこ保育園関連予算(討論)

平成16年東村山市議会10月臨時会
東村山市議会会議録第19号
平成16年10月30日(土)


○議長(川上隆之議員) 静かに願います。

  以上で質疑を終了し、討論に入ります。(不規則発言多し)

  討論ございませんか。20番、島田久仁議員。

○20番(島田久仁議員) 報告第6号、専決処分事項(平成16年度東京都東村山市一般会計補正予算(第2号))について、公明党を代表し、反対の立場を明らかにして討論に参加します。

  この件については、一昨年からの厚生委員会の論議や議会の決議、予算の修正及び再議に付された修正議決がありました。こうした経過を受け、長年、当市が実施してきた良質な保育を確かなものとするためのガイドラインも策定されましたが、市はこれをどう判断、反映させてきたのでしょうか。この新設認可保育園の設置予定が明らかになって2年を迎えようとしている現在においても、当初より議会で指摘されてきた保育の質等についての問題点は、何ら解決されているとは言えません。質疑の中でも明らかなように、10月1日の開園後も信頼性を欠く不可解な対応が目立ちます。本来は、市民から歓迎されて開園できるのが当然と思うところでありますが、この新設認可保育園には多くの問題点が存在することは否めません。このうち、主なるものを指摘し、以下の理由により、反対するものであります。

  1、保育の本質が議論されないままに、待機児対策として規制緩和だけが先行し、認可保育園の設置を希望する事業者との事前協議が、公の場で審議されないままに市が保育所の設置について支援してきたこと。

  2、昨年3月議会での二度にわたる原案否決、修正案可決について、当時の新聞報道にも、市長不信任に値するとまであったことを重く受けとめてこなかったこと。

  3、施設面や定員数、さらには保育士の置かれる環境が整備されているとは言えず、ゆとりある保育環境が望めないこと。

  4、今まで東村山が築いてきた保育の質や保育内容の向上のために努力する姿勢がないこと。

  5、施設視察等の各種申し入れに対して、弁護士を通さないと返事も出せないような、異常なやりとりがまかり通ることなど、設置者の資質が欠落していると指摘されてもやむを得ないこと。

  6、個人の資産形成となりかねない、設置者個人による個人立の保育園に対する予算であること。

  7、近隣住民への説明も不十分であり、地域で信頼を得て社会的認知を得る姿勢が見られないこと。

  8、10月1日の開園以来、1カ月が経過しようとしているが、和解の要件であった提訴の取り下げもいまだ行われていないこと。

  以上により、納税者市民に対する誠意ある行動と確信と責任をもって、公明党市議団を代表し、本補正予算に対し、不承認といたします。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。18番、高橋眞議員。

○18番(高橋眞議員) 報告第6号、専決処分事項(平成16年度東京都東村山市一般会計補正予算(第2号))の報告につきまして、自由民主党市議団を代表し、討論に参加いたします。

  報告第6号にあります一般会計補正予算(第2号)は、10月1日を予定しているりんごっこ保育園の開設に伴い発生した、半期、6カ月分の補助金等に関する予算、4,223万2,000円の補正予算であります。ただいまも各会派、各議員から厳しい質疑がありましたとおり、保育園の開設に当たり、申請のあり方も含め、不快な点が多く感じられています。

  当保育園の経営者である設置者本人は、行政の打ち合わせを含め、話し合いは弁護士を通さない限り行わないとすること。また、運営すべてに、特定議員が指示し、関与しているのではないかとの疑いが持たれていることなど、さらには幼い子供の命を預かる施設として不備が多く、庭園や避難路等の安全策が乏しいとされていることや、個人立の建物や土地購入代金の返済に、市民の血税であるとうとい税金が入っているのではないかなど、多くの問題が指摘されていますが、決してあってはならないことであります。そのようなことから、議会としては、りんごっこ保育園設置者の資質及び特定議員の関与に関する調査特別委員会を設置するに至ったことは御案内のとおりであります。確かに、認可権者は東京都でありますが、認可申請の実施者は東村山であります。厳しい指摘になりますが、行政側に指導面等に指摘されるようなことはなかったのかと疑問とするところであります。

  以上のようなもろもろの問題等が積み重なったことが大きな背景となり、9月30日の議会が紛糾した結果となったことは隠せない事実と思われます。しかし、長引く経済不況から、共働きの家庭がふえることなどにより、多くの市民が望んでいる待機児の解消を考えますと、国の法的基準はクリアしていること、そして、東京都の認可がおりたこと、さらには数時間後、夜が明ければ、10月1日の開園となり、大きな希望と夢を持って待ち望んでいる子供たちや保護者の思いを壊すことは、議会としてすべきでないとの考えを持って、議会運営委員協議会の中で、長時間、極限の議論の末、紛糾し、結果、渡部議長は、苦渋の選択と決断をもって、万やむなく時間切れ、審議未了、廃案としたことは、既に御案内のとおりでありますが、我が自由民主党は、全議員が評価いたすところであります。しかし、今回、渡部議長のとられた決断は、今後、市政を進める上で、議会と行政は市民のためにどうあるべきかを広い視野に立って判断すべきであるものとの示唆を与えるものであると考えるところであります。

  最後に、これだけ多くの問題点を指摘されている開園です。今後、りんごっこ保育園の運営については、しっかりと指導・監督することを強く要望し、自由民主党の賛成の討論といたします。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。24番、保延務議員。

○24番(保延務議員) 報告第6号、専決処分事項(平成16年度東村山市一般会計補正予算(第2号))について、日本共産党を代表して反対の討論をいたします。

  まず、第1は、今回、認可保育園の設置準備に当たっては、市が全国屈指の待機児童解消のためとして、保育水準の維持・確保について注意を払わなかったことであります。市議会や市民、認可保育園の園長会等の意見を聞いて、保育内容を前進させる努力をするべきであったにもかかわらず、それを全くしなかったのは問題でございました。

  次に、市の情報公開の態度であります。一昨年12月から昨年1月にかけて、既に都による認可寸前の状況であるにもかかわらず、市議会、児童育成計画推進部会、認可園園長会にも、園名、設置者、運営形態等々、情報を全く非公開にしたことは重大な問題でありました。市が情報公開に踏み切ったときは、既に建物、定数などを含めて、都の認可がほぼ決まってからでありました。また、設置者についても、その後において、市議会、厚生委員会や児童育成計画推進部会などからの出席説明の依頼があったにもかかわらず、そのほとんどを拒否するという態度は不誠実のそしりを免れません。

  次に、我が党の4項目改善提案に対して、実現の保証が明確にならないことであります。日本共産党市議団は、昨年3月の予算議会で、市独自の保育ガイドラインの設定、定員のさらなる縮減、園庭の確保などを主張してまいりました。その立場から、9月24日、市長に4項目の申し入れをいたしました。それは、定員のさらなる縮減、園庭の確保、保育材料費の増額、個人立から法人立への変更の4項目でございました。しかし、今回の答弁を通じても、市の態度として、いずれについても積極性が見られず実現の保証がいまだ感じられないのであります。

  最後に、今回の事態を招いた根底の問題として、歴代自民党政府による児童福祉法の改悪があります。それは、保育における措置制度を廃止したこと、保育園の経営を企業や個人にも認めたこと、児童福祉施設最低基準を引き下げたことなどであります。また、石原都知事が認可保育園は経営効率が悪いとして、人件費補助、運営費補助を削減し、保育所の運営を困難に追い込んでいることであります。東村山市は、今回の事態を教訓に、公立の第九保育園を早期に建設するなど、市の保育水準の確保と待機児童解消に責任を果たすよう求めるものであります。

  以上を申し上げ、専決処分に反対の討論といたします。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。23番、木内徹議員。

○23番(木内徹議員) 民主クラブを代表して、報告第6号に対し、不承認の立場から討論をいたします。

  そもそも、このりんごっこ保育園の問題に関しては、その情報の非開示性と設置者の資質及び特定議員の関与が問題となってまいりました。昨年1月からの厚生委員会での論議では、既に工事が始まっていたにもかかわらず、プライバシー保護を理由に園名さえも明らかにされず、また、明らかになった後も設置者から抗議が寄せられるといった異常な状況でした。開園が認可されれば、莫大な税金が投入されるにもかかわらず、子供たちの発育にとって非常に大切な園庭もなく、敷地100坪足らずの園舎に、当初、81名が通うといった極めて経済効率のみを優先したこのりんごっこ保育園に関して、その設置者の保育者としての理念を疑うのは、我が民主クラブだけではないと思います。

  その後、3月議会での認可保育園の設置基準の作成と予定されている新設保育園の拙速な許可の見直しを求める決議を初め、市議会初の修正案の可決は記憶に新しいところですが、その前後に設置者のとった行動は奇々怪々と言わざるを得ません。設置者が弁護士と議員を伴って市長部局を訪ねた際に、威圧的な言動のほか、昨年6月には、市長が保育園を訪れた際に、開園に向けて努力しましょうという話であったにもかかわらず、その直後、訴訟を起こすなど、その言動には設置者としての、また、保育者としての自覚に極めて欠けていると言わざるを得ません。さらに、設置者は、今回の和解基本的合意文書に署名したにもかかわらず、その後の開園に向けた行政当局の協議にも、弁護士を通して、それも文書でのやりとりといった極めて不自然な対応は、設置者としての資質を疑うばかりでなく、信頼関係が大切な保育行政、並びにりんごっこ保育園の今後の運営に何かと不都合な事態が生じるものと危惧するところです。

  加えて、市議会では、特別委員会を設置し、鋭意審査しているところですが、委員会の同園の視察要請に対しても、弁護士による文書での回答といった、いまだ設置者の直接的な声、顔が見えないのが、極めて残念かつ異常な事態であると考えます。

  以上のように、これまでの不可解な経過や、特定議員の関与、そして、設置者の保育者としての資質に欠ける状況を考えますと、チェック機関である市議会は専決処分といえども、この報告を認めるわけにはまいりません。よって、民主クラブは、報告第6号に対し、反対の立場を鮮明にして討論といたします。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。3番、島崎洋子議員。

○3番(島崎洋子議員) 東村山生活者ネットワークは、専決処分、りんごっこ保育園に対して、反対の立場から討論いたします。

  本来であれば、9月議会当初議案として提案されるべきであり、議会としては、開園日前日にその可否を審議せざるを得ない状況に至り、市民への不信を生んだことに、理事者に対し猛省を促したい。

  りんごっこ保育園の設置は、検討段階から設置者が個人であることを理由に、情報公開されることなく進められてきた。問題はここから始まった。平成15年3月議会で否決した時点より、定数がたった4名減しただけで何ら本質的に変わっていないことが、9月30日及び本日の質疑で明らかにされた。1年半に費やした時間、市民、議員、職員のエネルギーは何であったのだろうかと無念に思う。行政は合意の条件である開園を果たしたにもかかわらず、いまだ提訴を取り下げていない。その不誠実さは、道義的に許されるものではない。保育園という人をはぐくむ仕事の園長として、保育園長の資質に欠けると言わざるを得ない。かねてより指摘されている子供たちの命にかかわる避難通路用フェンスをつくっていない、消防署は問題ないと言うが、不審者が侵入してきたときにどう逃げるのかを含め、保育環境は子供たちにとって安心・安全と言えない。答弁を聞けば聞くほど不安は募る。

  行政は、実施責任者であることを自覚していただき、りんごっこ保育園、並びに市内すべての子供たちが置かれている保育の質の確保に努めていただきたい。さらに、再び同じような問題が起きることのないようにガイドラインの遵守をして、今後の新設保育園に対応していただきたい。

  以上、専決処分に不承認の討論とする。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。4番、佐藤真和議員。

○4番(佐藤真和議員) 市長に申し上げたいです。いろいろな立場で、いろいろな御意見、ずっとおっしゃってきましたが、それでは世の中は何一つよくなりません。本来的な混乱の原因と責任は、議長ではなく市長にあることは明白です。根本的に何も変わる見込みがないこと、訴訟取り下げの見通しもまだ立たないこと、そのような中で説明不足、無責任な行政執行は許されないと考え、不承認の討論といたします。

○議長(川上隆之議員) 以上で討論を終了し、採決に入ります。

  本件を、承認することに賛成の方の挙手を求めます。

〔賛成者挙手〕

○議長(川上隆之議員) 挙手少数と認めます。よって、本件を承認することは否決されました。

  次に進みます。

―――――――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――――――――

○議長(川上隆之議員) 休憩します。

午後11時12分休憩


午後11時50分開議

○議長(川上隆之議員) 再開します。

―――――――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――――――――

〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕

○議長(川上隆之議員) 田中議員。

○25番(田中富造議員) 議会に対する市民の信頼回復を目指す決議につきまして、東村山生活者ネット、希望の空、そして、日本共産党東村山市議団の共同で動議を提出いたします。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(川上隆之議員) ただいま田中富造議員から動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。よって、本動議を議題といたします。

  お諮りいたします。

  本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の方の挙手を求めます。

〔賛成者挙手〕

○議長(川上隆之議員) 挙手少数と認めます。よって、本動議は否決されました。

  次に進みます。

―――――――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――――――――

○議長(川上隆之議員) 以上で、全日程が終了いたしましたので、これをもって平成16年10月臨時会を閉会といたします。

午後11時52分閉会

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