東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

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生活文教委員会(請願審査)

生活文教委員会記録(第4回)
平成21年10月23日(金) 午前10時3分~午前11時45分



〔議題1〕21請願第5号 小学校・中学校の情緒障害学級の増級を求める請願
〔議題2〕21請願第6号 小学校全校での早期放課後児童健全育成事業を求めると同時に、発達障害児が利用の制限をうけることのないよう求める請願

◎島崎委員長 21請願第5号、及び21請願第6号を一括議題といたします。

〔中略〕

◎島崎委員長 ほかに御質疑ありませんか。矢野委員。

○矢野委員 まず、請願の基本的な前提がどうも発達障害なかんずく情緒障害ということを前提にした請願のようなので、この辺について、まず、基本的な認識ということで整理しておきたいんですが、例えば、市の制度の中で、児童クラブ、放課後クラブ、その辺からまずいってみますけれども、具体的に情緒障害を持った子供たちに対応していないというか、情緒障害の子供は入れないんだということにしている、そういう制度はあるんですか、現況。

△榎本教育部長 先ほども社会教育課長のほうからお答えしましたが、放課後子ども教室につきましては、現在、大岱小学校1校でということで、大岱小学校には、現在、そのお子さんはいないということで、窓口のほうで対応についてまずい点があったので、この場を借りておわびしたいんですが、特段、放課後子ども教室について、そういった障害のあるお子さんを受け入れないということはありません。ただ、まだ1校でたまたま現在まではおりませんので、そういった対応になりますけれども、今後、拡充していく上で、また、大岱小学校においてもそういうお子さんの入所希望があれば、そのときにはそれなりの対応をしていきたい。例えば、先ほど申しました安全管理員の配置等も十分にしていかなきゃいけないことになりますので、その辺について、その時点で検討していきたい、そんなふうに考えているところです。

○矢野委員 所管ではないかもしれないんだけれども、児童クラブのほうは特段の規制というか、制限があるんでしょうか。

△榎本教育部長 正確に答弁できないんですけれども、私の知る限りでは、各クラブそういった枠を設けて2人とか3人とか、そういったことで指導員の配置の関係等もあるかと思うんですが、そういった枠があるようには私としては認識しております。

○矢野委員 私がお聞きしたかったのは、もうちょっと詳しく言えばよかったんだけれども、障害児枠があるのは私も知っているんです。その際に、障害児枠の中に情緒障害、発達障害、知的も含めてその辺の区別というか、そういったものを設けているのかどうかということを聞いたんです。つまり情緒障害は入れませんというか、障害児ではありませんよとか、そんなことになっているのかどうなのかということです。

  この請願の取り扱いについても一言、その経過の中で言おうと思ったんですが、あっちでやるのかこっちでやるのかという問題とか、判断が分かれた場合、全然関係ないとは言えないからいいのかなという疑問が若干あるので、それで今のこともお聞きしたんですよ。

  厚生でやるわけでしょう、あと。その問題と生活文教でやる請願自体の直接的には分けてはいるんだけれども、判断が分かれることで問題が出てこないんでしょうかねということを指摘申し上げたんですよ。

  この請願も厚生のほうの請願も、前提は障害全般の問題とか知的障害限定とかというのではなくて、情緒障害ということを前提とした請願であることにはかわりがないわけ。それについての取り扱いを議論していったときに、先ほどお話ししたように、厚生の判断とこちらの判断とが違うことが出てきたときに問題はないでしょうかという指摘、1つは。

◎島崎委員長 休憩します。

11時18分休憩


11時19分再開

◎島崎委員長 再開します。

○矢野委員 まず、情緒障害、それから発達障害の中でも情緒障害、それから知的障害と情緒障害との違いとか、これについてもきちんと議論を深める必要があって、どうしてこういうことを言うかというと、後で幼児相談室と教育相談室の関係も話をしたいと思うのですが、基本的に保護者の立場からすると、要するに別建てで通級指導のほうへ行かせたいと思う場合と、そうではなくて普通学級の中で具体的に通学させたいという場合とさまざま希望がある。その場合に問題になるのは、結局、情緒障害対応ということが、さっきの視察の話ではいろいろまとめて量的にこういうことになっているということの報告がありましたが、情緒障害に対応する必要な施策は何かということについて、具体的に明らかになっていないと思うので、所管としては、情緒障害に対応する施策展開としては、先ほどの通級指導とか、あるいは教育相談員が確認をして教員サポーターを対応させるという、そのレベルで十分できているとお考えなのか、どうなのか。特に、情緒障害というものに対して必要な施策というか、そういうものがあると考えているのか、その辺をお伺いしたいです。

△小澤指導室長 今の御指摘につきましては、現状でもってこれで十分だということの認識ではございません。ですので、先ほどありましたように、教員サポーター等についての拡充を図っていく部分であるとか、または情緒障害学級の増級等についても検討していくということについては考えているところでございます。

○矢野委員 一応、今の制度の延長で量的に拡大するというお話ですか、今のは。質的に別の施策を展開するという必要を言っているのではなくて。

△小澤指導室長 私のところでお答えしているところについては、情緒障害学級の部分であるとか、それから教員サポーターについて、拡充ということについて、今、お答えしているところでございます。

○矢野委員 そこでそもそも情緒障害の問題ですが、当市には幼児相談室というのが一応事業としてやられていますね。所管ではないから、多分具体的な答弁は難しいかと思うんだけれども、幼児期と学校に上がる時期と切断された具体的な施策展開だと、何のこっちゃわからん格好になってしまうから、そこの接続はどうなっていますか。幼児相談室と、あるいは幼児期の情緒障害等の発達障害に対する対応と、それから学校に上がった子供たちに対する対応。接続を教えてください。

△平島学務課長 まず、入学前の就学相談の中で、幼児相談室の場、先生がいます。そのほうとうちのほうの相談員とできちんとそこのところは、相談員のほうのわかる範囲内では教育委員会のほうの学務課の学籍のほうにはお話をいただいております。

  また、そのほかにかかわっていない方に関しては、就学支援シートということで、各幼稚園・保育園に何かお子さんに言いたいことはありますかというシートをおととしから始めております。まだ全幼稚園・保育園行っていませんが。それを活用しながら学校に報告を流していく、情報を流していくという形をやっています。

○矢野委員 そのことも知っているんですけれども、来年度から正式に保育録が保育園のほうからも学校に行くようになりますね。義務的になるわけですから、これらには多少の記載はあるかもしれませんが、そしてあなたが言うように、保育園、幼稚園と学校側が協議の場を持っているのも知っているんですよ。それで全部網羅されてくると思われているのかな、その点だけ聞いておきます。

△平島学務課長 委員御指摘に全部網羅されているかと言われますと、それは網羅していない。実際問題、保護者も支援シートの場合には、これは希望の方、出していただける方という形になっていますので、本当は全員提出していただければ、それは100%になりますけれども、そこまでいっていないというのが現状でございます。

○矢野委員 今の問題に関係してくるのですが、先ほど普通学級に通わせたいという保護者の方も結構いて、幼児相談室のよの字を聞くと、パスというか拒否反応を起こす保護者の方もいるんです。要するに認定されてしまう。自分の子供はそっちではなくてなるべく普通学級の中で、例えば、保育園とか幼稚園の場合も含めて一緒に同じ子供たちの1人として一定の対応をしてもらいたいという親御さんも結構いるわけですね。その辺についての配慮というのは、具体的に教育相談室、幼児相談室との連携を含めて考えたときに、何か配慮をしているんでしょうか。親から何かが出ないとやらないけれども、その場合、ほかのルートで問題をつかむということは学校以外にはないですか。学校からの申告以外は。

△榎本教育部長 その辺については、就学時前には希望する方には就学相談というのを受けていただいたり、あと全員が受けていただく入学児健康診断等の場所でも就学相談なんか特に専門家の医師とか入っていただいて、お子さんの様子を見ていただいて、そこで一応このお子さんは特別支援学級が適している、普通学級で大丈夫、そんな判定を一応していただいて、その結果をもって保護者の方と相談させていただきながら、最終的には保護者の御希望に沿った形で入学をしていただいているということがございます。

  あと幼児相談室と教育相談室もいきいきの3階にございますので、それなりの一定の連携はとっておりますけれども、そういった幼児の時期でも相談事実があればそういった情報は入りますけれども、そういったところがない児童については、あとは学校に入学後に教師の目から見た支援が必要かどうか、そういったところしか判断はできないという状況になっております。

○矢野委員 まず1点目は、幼児相談室の具体的な事業のあり方が、もうちょっと保護者なり子供たちにとって具体的であるように改善が必要ではないかなということを先ほどの例も含めてお伝えしたいんですが、所管ではないと思うので、この点はまた、後の機会に、あるいは別の委員会で言うかもしれませんが、指摘したいんですが、もう少し連携を、たしか保育録を義務的に学校に出すという時代になってきましたから、恐らく連携はもっととりやすくなってきているのではないかと思うんですよ、保育園とか幼稚園から保育録は学校に義務的に行きますよね、来年度にはたしか。だから、そういった事情の中で、もっと連携を具体的にとるべきではないかということを指摘しておきたいんですが、また、具体的な中身について、どういうふうな実態があるか、きょうの議論ではないので、また、別の機会にやりたいと思います。

  それから、1970年代の最初のころには、東村山というのは幾つか先駆的な事業をたくさんやっていて、この幼児相談室もその一つですね。それから社協に地域ケアを目的とする活動が、たしかしんやさんとかいう方がいらっしゃって、始めて種をまいていった方がいたんですが、あるいは図書館条例が改正前の先駆的な図書館条例がある。あるいはスポーツセンターにスポーツ医科学室ですか、全国の視察対象になっている事業が幾つかあって、この幼児相談室の事業もその一つだったんですが、どんどん市長の代が変わるごとにほとんど沈没するというか消えてなくなる事業になっているので、もう一回この辺、1970年代の最初のころから具体的にどういうことがあったのかということも含めて、ちょっと見直したほうがいいのではないかということは1つだけ指摘しておきたいんですが、それで幼児相談室の問題も先ほどから言っているんです。

  先ほどの問題に帰るかもしれないんですが、次の問題は、情緒障害の対応として、通級指導あるいは教員サポーターの2種類の事業もこれから継続してやっていくとおっしゃっているんですが、具体的にその2つの事業の客観的な成果というか、メリットがどういうところにあるのか、それは具体的にこういうものだよ、あるいはこういう効果があったということを教えてください。

△小澤指導室長 今、御指摘の部分についての検証等について、細かいデータ等はございませんけれども、現実的に見て、通級指導学級に通級しているお子さんたちについては、そこの中での学習における自立性であるとか、または行動性についての自立性ということについての直接的な個別対応においての指導を行っておりますので、それについての効果というのは徐々にあらわれているということについては聞いていることでございます。それがまた、自分の在籍している通常学級に戻ったところでもっての今度はその他の児童・生徒とのコミュニケーションについてもそれは効果が出ているなということについては、すぐに顕著ということではないですけれども、出てるということについては耳にしております。

  教員サポーターについても、そのお子さんの学習における活動と、教員がそのお子さんにかかわっていく部分についての支援によっても、これも少しずつでもあっても効果が上がっていて、それがここ数年において継続していることによって、そのお子さんが安定をした学校の中の生活というのが見えているということも聞いているところでございます。

○矢野委員 そろそろ最後にしたいんですが、教育相談室としてかかわる場合に、臨床心理士というのはどの程度配置されているんですか。

△小澤指導室長 今、教育相談室のほうに、こちらの専任として2名の臨床心理の者が在職しております。

○矢野委員 その2名の方は、個別の保護者からの相談とか、学校からの申告なんかに具体的にどういうふうな対応をしているんですか。個別の面談で指導するとか、子供たちとのかかわりをどうやっているのか、言ってください。

△小澤指導室長 今、委員御指摘のとおり、本市の臨床心理の教育相談の担当は、日々、保護者、及び学校のほうから依頼があった教育相談等について、個別にカウンセリング、教育相談活動をしております。

  また、必要に応じて各学校のほうに出向いていきまして、先ほどありました学校から教員サポーター派遣の依頼があった児童・生徒についての状況等についての視察等も行っております。それでもって日々の活動をやっております。

○矢野委員 相談室に2名ということなんですが、臨床心理士としては、その2名の方が当市としては全部ですか。具体的にこれからの考え方というのは何かあるのかどうか伺っておきます。

△小澤指導室長 臨床心理の資格を有している者については、正規でもっては2名おりますが、あと臨床心理の資格ではない者でもって教育相談に対してずっとかかわってきている者について、嘱託でもって配置しております。この辺の活動についても、今後とも継続していくつもりでございます。

○矢野委員 臨床心理の資格というのは相当難しいんですね。今、特別なところを除いてたしか大学院を出ないととれない制度になっています。そういう意味では、なかなか大変だろうと思うんだけれども、具体的にこういうふうな、学校に通級指導のクラスを設けるとか、あるいは特別支援のことを考えるについても、当然臨床心理士がいないと適切な判断ができないはずなので、幾ら熟練している人であってもその辺の違いはあると思うので、その辺の増員は多少は考えていかないと、すそ野が広いお子さんがいらっしゃるとすれば当然対応するのに限度がありますから、365日全部やるわけではないとしても2人の方がそれだけの人数を、個々の情緒障害の方が具体的に声を上げたときに対応が無理だと思うので、その辺を考えてもらいたいと思いますけれども、それは一応指摘して、きょうはこの辺で終わります。

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