東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

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路上生活者傷害致死事件

平成14年東村山市議会3月定例会
東村山市議会会議録第1号
平成14年2月25日(月)



△日程第6 行政報告第1号 東村山市公立中学校生徒による路上生活者傷害致死事故について

〔中略〕

○議長(木村芳彦議員) ほかに質疑ございませんか。6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積議員) 質疑時間の制限に抗議し、また、被害者の方に哀悼の意を表しつつ、私は、注意をしない、注意ができない大人側の問題、そして殺された側の人権の問題を柱として何点か伺っておきます。

 今回の事件については、先ほども若干指摘がありましたが、傷害致死事故という呼び方がなされているわけでありますが、家裁送りをした検察の見解は、何の落ち度もない無抵抗の被害者をなぶり殺しにした犯行対応は実に執拗--しつこいという意味です。改正少年法の趣旨にのっとり厳しい処遇をという刑事処分相当の意見をつけて家裁に送ったとの報道がなされております。少年らは、2日間にわたって何度も凶行に及んでいて、夜9時20分からの最後の襲撃については、むしろ殺害することさえ構わないというような認識をしていたと言われても仕方のないような対応であります。所管は、先ほど来、教育的配慮のつもりかどうかわかりませんが、仮にこの方に、被害者に遺族がいた場合、傷害致死事故という呼び方をした場合、あなた方は抗議をされないと思っていらっしゃるのかどうか、これについて明確にお答えをいただきたい。遺族のお気持ちは、人を殺しておいてそのような使い方をしていいのか、しかも、図書館の管理に協力をして、注意をして、子供たちに、少年たちにやめるように、騒ぐのをやめるように言ったために殺されたのではないか、その責任の一端を担うべき教育委員会の所管が、傷害致死事故などという言葉を使っていいのかというような言葉が出てきた場合、どのような御返答をするのか伺っておきたいと思います。

 ②として、19日に判決があった未成年2名による三軒茶屋殺人事件では、裁判長が少年らに対し、反省の気持ちがないとして、わざわざさだまさしの「償い」という歌を引用して諭したことが昨今報道されているのでありますが、同様に、本件殺害事件の場合も、殺された結果、今後一切、無念の思いを晴らすことができない状態にある被害者・鈴木さんに対して、加害者少年らは一生かけても償っていかなければならない、すなわち、罪を償うことなくして加害者少年らの更生の余地はないと思うが、所管は、中学校名まで伏せて、殺害した加害者少年らの人権に配慮し、これを教育的配慮と呼んでいるようでありますが、これに対して、殺害された側の人権に対しては、そして図書館の管理・運営に協力した殺されたこの方に対してどのような配慮をしたか、しているか、伺っておきたいと思います。

 ③でありますが、私の調査したところでは、加害者少年らは小学校時代から、いわゆる7人組として知られたグループと聞いております。騒ぐなどした図書館での利用態度への注意と対応は十分であったか、また、最後に女子高校生から通報があった際、なぜ警察への連絡をしなかったのか、そして、その理由は何なのか伺っておきます。

 ④、ところで、御承知かどうか、所管は。同じ教育委員会所管の廻田公民館では、昨日も10名前後の未成年、高校生を主体とした未成年がロビーでたむろして、中には喫煙をしている実態もある。御存じですか。そして、生活文教委員会でも朝木直子議員が指摘したとおりでありますが、この間、次長も現認していたというような発言もありましたが、中・高生らが市内各公民館で喫煙をしたり、床に寝そべって騒ぐなどの実態がある。私自身も、中央公民館駐車場でラジカセをつけて騒いだ高校生を注意した警備員の職員の方に、あわや、つかみかからんというような事態に私自身も遭遇しております。廻田公民館の事務室前のロビーの様子について、夜間の管理をしている嘱託の職員の方は、注意をすることもあるけれども、非常に恐怖の気持ちをいつも感じておる、そのように言われております。そこで伺っておきますが、教育委員会所管は、本件事件の発生原因と同様の例として、このように起こってきた過去の公民館・図書館での利用実態、未成年の利用実態、そして、過去の職員とのトラブルの事実はどのようにつかんでいるか伺っておきます。

 最後に、⑤でありますが、所管の文書によれば、公民館・図書館とも連携を図り、校外での児童・生徒の行動の把握に努めるという通達ですか、通知をしたとありますが、教育委員会としてこのような行動の把握だけでなく、今回の事件のような問題が発生しないよう、また、問題発生をした場合にどう対応するか、各公民館・図書館の職員に対するマニュアルの作成等は行ってきたのかどうなのか、私の聞くところでは全くない、したがって、注意をすれば何が起こるかわからないから怖くてできない、そのような職員の方がほとんどであります。そういう意味で、マニュアルをつくっていない事情、どうしてつくらなかったのか、そしてどのように今後対処するのか、お考えを伺っておきたいと思います。

 最近、未成年が引き起こした事件について、親や保護者や周りの大人が注意しない、あるいは、できないということがしばしば指摘されておりますので、基本的に注意をし、それに対応できる体制が必要なのではないかと思うので、この点について明快にお答えいただきたい。

◎指導室長(新藤久典君) 初めにございました2点についてお答えいたします。

 まず、この少年たちの行いましたことにつきまして、殺人と言うのではないか、また、傷害致死事故という認識では遺族の気持ちをどのように考えるんだという御指摘でございました。これにつきましては、家裁送致されましたその送致書の中でも、これは傷害致死罪でなされておりますので、私どもはそれに従ってそのように述べさせていただいております。また、遺族の気持ちに関しましては、私どもも今回の事故に際しましては、遺族の方たちにきちっとした形で哀悼の意を表したいということで、その努力を今も続けているところでございます。ただ、遺族の方たちの方から、現時点ではそういった謝罪等を受ける気持ちはないということで、しばらく待ってほしいということでございますので、私どもも連絡はとっているところでございます。

 それから、2点目、御指摘のとおり、やはりそうは言いましても、少年たちが犯しました罪に関しましては一生をかけて償っていかなければならないものだと、私どもも認識しております。ただ、現在、これにつきましては、家庭裁判所において審理中であり、私どもに対しては、この事故の詳細を全く知ることはできません。また、少年たちの処遇につきましては、少年法第1条の目的にありますように、「少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行う」と規定されております。未成年者のそうした起こした罪に関しましては、このような少年法の制定の趣旨に基づいて処遇がなされるものと考えております。そこで、出されましたものについては、私どもも謙虚に受けとめたいと思っておりますし、その少年たちの一日も早い更生を願っているところでございます。同時に、今後、二度とこのような事故が起きないように、この教訓を生かして、再発防止に最善を尽くしてまいりたいと考えております。

 また、中学校名を伏せているのは、罪を犯した少年たちの人権に配慮してかというような御指摘でございますけれども、確かにそういう一面もございますけれども、私どもは、この当該校には 590名を超える中学生が現在も学んでおり、また来年度、この4月には 200名を超える生徒が入学を準備しております。当然、その保護者たちもたくさんいらっしゃいます。そういった方たちも、少なからず心に傷を受けていらっしゃいます。そういった意味で、私どもはスクールカウンセラーなり教育相談員を配置したところでございます。そういった、いわばこの事件に直接かかわっていない少年・少女たちの気持ちも考えたりいたしますと、やはりこれは絶対、学校名等を明かすわけにはいかないんだ、そのように考えております。御理解いただきたいと思います。

◎生涯学習部長(杉山浩章君) 後半部分、生涯学習部関係についてお答え申し上げます。

 図書館を含めました公共施設における青少年の利用状況とその対応についてでございますけれども、職員が利用者である青少年とのコミュニケーションを積極的に図る中で、利用マナーについても指導することを原則としてきております。しかし、目に余る行為があった場合は、関係学校と連絡をとり、連携して対応策を講じるとともに、指導室とも連携して青少年の対応における配慮事項を確認し、対策を講じてきてまいりました。ただ、1回の注意ですべてが改善するということは大変難しいのが実態でございまして、排除の論理で対応するのではなく、将来の望ましい利用者として、今後とも関係機関が連携しながら指導することが大切であると考えております。

 今後の公共施設の管理のあり方でございますけれども、同様の視点に立ち、公共施設を青少年の「心の居場所」にするよう、そういう理念を持ちながら、今後、策定していきます「いのちの教育」推進プランにおきましても、望ましい利用者を育てることを重視した行動プランを立て、実施してまいりたいと考えております。

 それから、日ごろの指導でございますけれども、公民館・図書館を含めて、常に利用者に、黙認するということでなく、丁寧に話をするよう常に心がけているところでございますので、そのことをさらに充実を図っていきたい、このように考えております。

◆6番(矢野穂積議員) 聞いていると、何か人ごとみたいな話になっているんですが。もうちょっと具体的に言いますと、きのう確認した話でも、警備の方はシルバーを通して、経由して上に上げていると言っているんです、この間の経過について、公民館等の経過について。騒いだら注意しても聞かないから、こういうことがありましたと上に上げているのに対して、何のレスポンスもないと言っているんです。そういうことに対して、何か温かく利用させて話し合ってやろうなんて、聞くような状態ではないから困っているんです、職員の方は。それについて、あなた知っているのかどうなのかって、私、聞いているんです。甘いのではないですか、全然。市長、どう考えるんですか。

◎教育長(小町征弘君) 今、部長が答えましたとおりでございまして。ただ、甘いのではないかというのではなくして、ちゃんとやっているんです。(「やっていないよ」と呼ぶ者あり)やってる。よく聞いてくださいよ。(「上に上げたけれども、全然おりてこないと言っているんだ」と呼ぶ者あり)

○議長(木村芳彦議員) 矢野穂積議員、答弁中ですよ。よく聞きなさい。

◎教育長(小町征弘君) 先日、中学の臨時--笑っていないで聞いてくださいよ。臨時校長会をやっているんです。それで、その席にちゃんとお話をしました。それで、廻田公民館につきましては、近いうちにいろいろな団体、利用団体、青少対、地区委員会を初め、いろいろ、また、交番も含めて打合会をしよう、その徹底を図っていこう、こういう小学校も含めまして、生活指導主任も含めて、あらゆる地区内のことでやっていきたい、このように考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。

〔中略〕

---------------------------------------

○議長(木村芳彦議員) 6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積議員) 図書館利用をきっかけとする殺害事件の被害者に哀悼の意を表し、「人命尊重、暴力否定の生活指導等の徹底を求める決議」を議事日程に追加する動議を提出いたします。

     〔「反対」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村芳彦議員) 休憩します。

     午後2時42分休憩

     午後2時44分開議

○議長(木村芳彦議員) 再開します。

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○議長(木村芳彦議員) ただいまの題名についての追加議事日程に載せることに採決をとりたいと思います。

 賛成の方の挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕

○議長(木村芳彦議員) 挙手少数であります。よって、ただいまの件についての動議は否決されました。

〔中略〕

---------------------------------------

△日程第7 議員提出議案第2号 市内公立中学生を励ます決議

○議長(木村芳彦議員) 日程第7、議員提出議案第2号を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。10番、清水雅美議員。

 休憩します。

     午後2時47分休憩

     午後2時47分開議

○議長(木村芳彦議員) 再開します。

     〔10番 清水雅美議員登壇〕

◆10番(清水雅美議員) 議員提出議案第2号、市内公立中学生を励ます決議を、会議規則第14条の規定によりまして提出をするものであります。

 提出者は、今、議長からございましたけれども、当初お配りしてある中からお二人を省きまして、根本文江、木内徹、田中富造、そして、清水雅美でございます。敬称は略してあります。

 内容を朗読をさせていただきます。

 元気を出せ!!市内公立中学生のみなさん!!

 市内公立中学生を励ます決議。

 市内で、あってはならない、痛ましい事故が起こりました。

 マスコミにも大きく取り上げられ、皆さんの周りは、学校・家族を含めて、騒然となったことでしょう。

 そのため、皆さんに対して、いわれなき批判の目が注がれています。

 起こったことは事実です。生命の大切さ、人権を守ることの大切さを、市民である大人も子供も同様に、厳しく受けとめなければなりません。

 しかし、皆さんはこのことに打ちひしがれることなく、自信を持って、以前のように、何事にも一生懸命に取り組んでほしいと思います。

 それが、地域の、そして、家族の期待にこたえることになるのです。

 私たちも、そのために、21世紀の主役である皆さんに、大きな期待を込めて、元気づけたいのです。

 多くの市民が皆さんの元気あふれる笑顔から、元気づけられたいと望んでいます。

 さらに、学校や地域社会で、生き生きと過ごせるように、市議会としても、あらゆる面から努力をしてまいります。

 中学生の皆さんに元気を出してもらい、さらに、みずからの目標に向かって、力強く進まれることを期待して、エールを送ります。

 「元気を出せ!!市内公立中学生のみなさん!!」

 以上でございます。よろしく御審議をいただきますようお願いをいたします。

○議長(木村芳彦議員) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村芳彦議員) 質疑がありませんので、討論に入ります。

 討論ございませんか。6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積議員) 草の根市民クラブは、以下の理由により反対する。

 まず第1に、本件決議には、被害者への哀悼の意のかけらすら表明されていない。つまり、本件殺害事件を事故などと呼び、遺族の気持ちを無視していること。第2に、本件殺害事件を引き起こした少年ら以外にも市内公民館で騒ぎ、また、喫煙するなどの例が昨日も見られるなど、事件発生の温床となっている事情が何ら解消されていないにもかかわらず、中学生らに対して、まずもって人を殺傷する犯罪行為は絶対にいけないといった善悪のけじめをつけるようにとの要請をすることなしに、逆に中学生におもねるかのように、中学生へのいわれなき批判の目があるなどと殊さら取り上げるなど、注意をしない、注意ができない大人の典型のような決議内容となっていること。第3に、関係機関への再発防止策の提言さえ組まれていないなど。

 以上の理由により、草の根市民クラブは、本件決議に反対する。

○議長(木村芳彦議員) ほかに討論ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村芳彦議員) 討論がありませんので、採決に入ります。

 本案を、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

     〔賛成者挙手〕

○議長(木村芳彦議員) 挙手多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決しました。

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