東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

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矢野「市議」に対する辞職勧告陳情・決議

平成8年東村山市議会3月定例会
東村山市議会会議録第11号
平成8年3月22日(金)


△日程第6 7陳情第18号 矢野穂積氏の市議会議員辞職勧告を求める陳情

○議長(清水雅美君) 日程第6、7陳情第18号を議題といたします。

 本件につきましては、矢野穂積君が除斥の対象となりますので、退場を求めます。

              〔矢野議員、退場〕

○議長(清水雅美君) 総務委員長の報告を求めます。総務委員長。

              〔総務委員長 鈴木茂雄君登壇〕

◎総務委員長(鈴木茂雄君) 慎んで報告いたします。

 7陳情第18号、矢野穂積氏の市議会議員辞職勧告を求める陳情につきまして、総務委員会での結果を報告いたします。

 総務委員会では、3月5日に本陳情を審査いたしました。当日は、討論は、代表して1名が賛成討論1本を行いました。この賛成討論の趣旨につきましては、委員の方から「幾つかの言葉を並べて討論するよりも、過去の新聞報道に詳しく掲載されているので、それらをもって討論としたい。以下、その理由を述べる」、このような形態で討論が行われました。

 ちなみに、平成7年4月27日付サンケイ新聞、「その人を信じて議員にしようと投票した有権者は裏切られたことになる。良識では考えられないことだ」。また、4月27日毎日新聞、「新党・護憲リベラル代表・田英夫参議院議員の談話として「ただ、市議選で朝木氏個人に投票した有権者がこのことをどう思うかは、心配している」。福岡政行・白鴎大学教授談話として「日本では選挙は個人を選ぶという意識が強いので抵抗があるかもしれない」。「議席譲り渡し」は、常識を覆し、やり方によっては党派の都合で落選者を当選させることが可能なことを証明した。上位得票者が当選するというのは、形式ではなく、選挙の根本的なルールではないか。いくら目的が立派でも、ルールを無視してやってよいというものではない。「だれが議員に、よりふさわしいか」を判断するのは、議員や候補者ではない。有権者なのだ」というふうな、ほかに17の事例を挙げまして、順次、新聞、マスコミ等の報道の談話を引用しながらの討論でございました。

 最後に、上記もろもろの報道に賛同し、当選人が落選者の同士に当選を譲るということは納得できないことを強く主張し、本陳情に賛成の立場で討論するというふうに結ばれまして、採決に入りました。

 その結果、出席委員全員一致で採択すべしということで決しました。

 以上、報告を終わります。

○議長(清水雅美君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。

 質疑通告がありませんので、討論に入ります。

 19番、倉林辰雄君。

◆19番(倉林辰雄君) 慎んで、7陳情第18号に対しまして、採択の立場から討論に参加いたします。

 私も総務委員会と同じく、また、あるいは、委員長報告のように、私見をこの際、述べずに討論を行う、このことにつきましては、特に過去の新聞報道等に詳しく掲載がされておりますし、特に、きょうは傍聴人の方も多数いらっしゃいますので、ぜひその当時をより思い起こしていただきたい、こういう思いも抱きながら、報道内容等につきまして、申し上げさせていただいて、討論にかえたいと思います。

 一部ダブります、委員長報告と。

 4月27日、毎日新聞、政治学専門の福岡政行・白鴎大学教授、「議席譲り渡し」は常識を覆し、やり方によっては党派の都合で当選者を当選させることが可能なことを証明した。さらに、「だれが議員に、よりふさわしいか」を判断するのは、議員や候補者ではない。有権者なのだ。という記事であります。

 同じく、4月27日、東京新聞、つまり、この結果は「自治省選挙部管理課では「本来、当選するために立候補し、運動したのだろうが、全く予想しがたいケース」と話している」という記事であります。

 同じく4月27日、朝日新聞、「自治省選挙課は「公選法は、当選を辞退するという行為自体を想定していない。当選者の倫理の問題だ」としている」報道であります。

 同じく4月27日、サンケイ新聞、「阪上順夫・東京学芸大学教授、「その人を信じて議員にしようと投票した有権者は裏切られたことになる。良識では考えられない」」との記事。

 5月11日、朝日新聞、「護憲リベラルは10日、国会議員団と事務局、秘書団の合同会議を開き、3人の公認、推薦を取り消すことで一致した。市議選は比例代表制とは違い、個人を選ぶ仕組みになっており、議席を譲るのはよくないと判断したという」記事の内容。

 5月3日、読売新聞、「憲法学者の杉原泰雄・東海大教授は「当選直後に辞退する可能性があるなら、あらかじめ表明すべきだ。同じ公約を掲げたとしても、有権者はその公約をだれが誠実に意欲を持って実現するかを考慮して投票している。それを入れ替えるのは、有権者の判断への挑戦であり、軽視だ」と批判する」記事の内容であります。

 戻って4月27日、読売新聞、「都選管の小川洋平・選挙課長は「市議選はあくまで個人に投票するもので、比例代表制とは違うはず。民主主義の根幹である選挙そのものに対する信頼を失う結果になるのではないか」と語った」記事。

 同じく、4月27日、東京新聞、「浦和市議を3期務めた経験がある評論家小沢遼子さんの話「筋違いな話で何を考えているのかと言いたい。比例代表制じゃあるまいし、有権者をばかにしている。」

 以上、ただいま申し上げましたもろもろの新聞報道に賛同をし、当選人が落選者の同士に当選を譲るということは納得できないことを強く主張いたしまして、本陳情に賛成の討論といたします。

○議長(清水雅美君) 以上で討論を終了し、採決に入ります。

 7陳情第18号についての委員長報告は採択であります。本件を委員長の報告どおり、採択することに賛成の方の挙手を求めます。

              〔賛成者挙手〕

○議長(清水雅美君) 挙手全員と認めます。よって、本件は委員長の報告どおり、採択と決しました。

 矢野穂積君の除斥を解きます。

              〔矢野議員、入場〕




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△日程第47 議員提出議案第4号 矢野穂積議員への辞職勧告決議

○議長(清水雅美君) 日程第47、議員提出議案第4号を議題といたします。

 本案につきましては、矢野穂積議員が除斥の対象となっておりますので、退場を求めます。

              〔矢野議員、退場〕

○議長(清水雅美君) 提案理由の説明を求めます。23番、川上隆之君。

              〔23番 川上隆之君登壇〕

◆23番(川上隆之君) 上程されました議員提出議案第4号、矢野穂積議員への辞職勧告決議についての議案を、会議規則第12条の規定により、東村山市議会に提出するものであります。

 敬称を略しますが、提出者は東村山市議会議員、肥沼昭久、清水好勇、小町佐市、罍信雄、山川昌子、鈴木茂雄、島崎洋子、小石恵子、荒川純生、丸山登、吉野卓夫、高橋眞、倉林辰雄、渡部尚、伊藤順弘、根本文江、木村芳彦、木内徹、荒川昭典、佐藤貞子、川上隆之でございます。

 それでは、案文の朗読をもって、提案理由の説明といたします。

 矢野穂積議員への辞職勧告決議

 平成7年4月23日執行の東村山市市議会議員選挙において、当選者・朝木直子氏が同じ政治グループの落選者・矢野穂積氏に当選を譲り、議席を得たという事態が発生した。この常識を超えた一連の行為は選挙制度の本質をめぐる問題として、マスコミ各紙にも取り上げられたところである。

 4月27日付け東京・朝日の各新聞には、それぞれ、自治省が「本来、当選するために立候補し、運動したのだろうが、全く予測しがたいケース」、また、「公選法は、当選を辞退するという行為自体を想定していない。当選者の倫理の問題だ」と見解を述べている。

 5月3日付け読売新聞では、杉原泰雄・東海大教授(憲法学)は、「当選直後に辞退する可能性があるなら、あらかじめ表明すべきだ。同じ公約を掲げたとしても、有権者はその公約をだれが誠実に意欲を持って実現するかを考慮して投票している。それを入れ替えるのは、有権者の判断への挑戦であり、軽視だ」と批判する。

 まさに、だれが議員に、よりふさわしいかを判断するのは、議員や候補者ではない。有権者なのだ……との市民の声を謙虚に受けとめるべきである。

 このことは、議会制民主主義並びにその根幹をなす選挙制度に対する有権者の信頼を著しく損なうこととなり、将来のすべての選挙に大きな影響を及ぼすことは必至である。

 公職選挙法第1条の「この法律の目的」には、こう規定されている。

 「この法律は、日本国憲法の精神に則り、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長を公選する選挙制度を確立し、その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明且つ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期することを目的とする。」と明記されている。

 市議会議員選挙は、あくまでも個人に投票するもので、比例代表制とは異なるものであり、議席譲渡は、その点、民主主義の根幹である選挙そのものに対する信頼を失う結果となる。

 したがって、東村山市議会は、選挙制度に対する市民への信頼回復と民主政治の健全な発達を期するため、矢野穂積議員への辞職勧告を決議する。

 以上、決議する。

 平成8年3月 日

 東京都東村山市議会

 以上、御審議の上、御議決くださいますよう、お願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

○議長(清水雅美君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。

 質疑ございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(清水雅美君) 質疑がありませんので、討論に入ります。

              〔「省略」と呼ぶ者あり〕

○議長(清水雅美君) 討論がありませんので、採決に入ります。

 本案を、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

              〔賛成者挙手〕

○議長(清水雅美君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決しました。

 矢野穂積君の除斥を解きます。

              〔矢野議員、入場〕


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