東村山(笑)劇場

東村山市議会の議事録から、「草の根」会派(現在、矢野穂積・朝木直子両「市議」が所属)の“大活躍”ぶりを抜粋して記録するためのブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

公共施設火災/教育委員選任/公共事業契約

平成11年東村山市議会6月定例会
東村山市議会会議録第13号
平成11年6月15日(火)


△追加日程第1 行政報告第2号 東村山かやぶき民家園の火災について

○議長(清水雅美君) 次に、追加日程第1、東村山かやぶき民家園の火災についての行政報告第2号に入ります。

〔中略〕

○議長(清水雅美君) ほかに質疑ございませんか。6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積君) かやぶき民家園の火災について何点か伺いたいと思いますが、当日、ちょうど午前2時前に、私は議会の準備もありまして、事務所を出たのが1時50何分ということで、バス通りを自転車で走っておりましたらサイレンが鳴ったわけですが、既に火災の煙ではなくて炎がバス通りの民家の屋根よりも高い状態で上がっておりました。私は火事のやじ馬は好きではありませんので、普通は駆けつけるようなことはしないのでありますが、ちょうど四中のいじめ事件とかその他いろいろありまして、方角的にどうも学校が燃えているのではないかというような、すごい炎が上がっておりましたから、やむを得ず、立場もありますので駆けつけた次第でありますが、消防車よりちょっと早い時間だったかもしれません。後からどんどん消防車が来られまして、鈴木議員も来られましたが、その際に幾つか体験した事実もありますので、それを含めて、先ほどの報告とあわせて伺っていきたいと思います。

 先ほどの御報告の中で、どうも北側の外の戸口のあたりが失火の場所ではなかろうかという推定がなされているようでありますが、ちょうど私が30分ぐらい現場におりましたら、 119番通報をされた西側の方が消防隊員から聞き取りをされておりまして、たまたまそばにおりましたものですから事情をお聞きしたわけでありますが、どうも最初は爆竹を鳴らすようなぱんぱんという音があった。それからしばらくすると爆竹どころか、ぼーぼーと燃え始めたということであるようでありますから、恐らく、これは推定するところ、何者かがそういった行動に出たんではないかという推定をするわけであります。問題は、今何人かの質疑の中でも明らかにされておりますが、建物の中からの火ではありませんから、建物の外に対するどのような対応がなされていたのかというのが問題であるわけであります。そういった観点で何点か伺っておきますが、熱センサー、人感センサーというのですか、これは5カ所、この図面で書かれております。四角い場所でありますが、いずれも外部からかやぶき民家の内部に侵入するのを防止するような場所に設置されているわけであります。これは外からかやぶき民家の中に侵入する方法ではなくて、恐らく推定される外から建物の外部に対して火の原因を行為として行うというような場合には何の役にも立たない。とすると、先ほどから19カ所ということで、これも熱センサー、火を感知するセンサーが屋内を中心でしょうが、天井とか押し入れとか19カ所についているということでありますので、そこでまずこの点から、外部からの火に対してセンサーが作動するようなシステムには全くなってなかったのか。例えば、建物の壁面等に何かそういうような火がつけられる --これは推定でありますが --ことがあった場合に、その建物の内部に設置されている熱センサーが作動して、有効に働くというようなことができることは一切なかったのかどうか。19カ所全部というのは何かと思いますが、壁面、外壁に近い部分の設置についてどのような工夫がなされていたのか、その点について具体的に伺っておきたいと思います。

 2点目でありますが、セコムの問題であります。月額4万何がしということだったと思いますが、機械警備の委託については費用としてはそんなに高額ではない。これについて異議を唱える市民はいないと思うのでありますが、問題は機械警備にリンクしたその後の手続が、例えば火災発生とか犯罪発生に関して、抑止効果を伴うような効果的なシステムになっているのかどうなのかという問題でありますが、この点について伺いますが、先ほど、担当のセコムの社員が煙センサーの異常覚知から19分かかってこの現場に到着した。当時は清瀬にいたという話があったわけであります。煙センサー自体も近隣の通報より2分おくれているわけですから、余り役に立っているのかなという気がするんでありますが、このセコムの担当の社員が清瀬からここまで19分もかかった。これは全焼する時間でありますから、こんなことでは何の意味もない。そうすると、それではセコムに4万何がしを払ってやっていただいている機械警備の全体のシステムに、関与している、責任を持っているこのセコムの社員は民家園を中心にして、どういうまちの、どういう公共施設なり建物、何カ所、どのような広さを受け持っているのか。そして、それは24時間の体制でやっているのか、それが1人なのか2人なのか。具体的にそれは市民の皆さんも知る必要があると思いますので、お答えいただきたいと思います。

 長くなりますから、今後のことについては、いろいろとお考えのようですので、そういった形で復元等についてやるべきかやらない方がいいのか、十分専門家の御意見が聞かれることと思いますが、その点は譲るとしまして、先ほどの田中議員も含めていろいろの議員の方が御指摘になっているNTT回線とシステムの関係、これはやっぱりセコムとの契約では対人対物合わせて10億の損害賠償が、セコム側の責任で火災が起こった場合には支払われることになっているようでありますが、NTT回線の配線とセンサーとの関係で、センサーの方が役に立たない状況で配線の位置がなされていたという推定がなされるかのような話でありますから、この点について、だとすれば、これは市の方の責任になるのか。あるいは、NTTの方でここじゃないとまずいですよということでやった結果こうなったのか。その辺の責任の負担区分はどういうふうになるのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。

◎生涯学習部長(当麻洋一君) 第1点の機械警備の内容でございますけれども、矢野議員もおっしゃっていましたが、内部には防犯センサーが4カ所ございます。そのほか熱感知器がたくさん配置されておりまして、内部での火災につきましては、即対応できる体制になっておりました。外部につきましては、別紙資料1を見ていただきたいと思いますが、外部の防火対策は24時間体制で炎感知器が2基、北東部と南西部に2基配置されておりまして、この2基で十分この旧武藤家主屋を、熱感知についてはカバーできるということで設置をした実態でございます。しかし、火災の失火場所が北東部のセンサーが先ほどもお話しましたが、軒が1メートル、ひさしが1メートル80くらいの高さ、それから、かやぶき民家園の裏にはさまざまなものが置かれておりましたので、そのようなものがあった関係で炎感知器が十分に発火点をキャッチできなかった状況があると推定をしているところでございます。そういうことから、ちょうど発火点の壁の上にございましたNTT回線がいち早く燃え尽きたことによって、炎感知器が不能になったというふうに、今のところはそうであろうということで推定をしているところでございますが、なお十分な調査を現在続けているところでございます。したがいまして、外の防犯につきましては、ただいま申し上げたとおりでございますが、中については万全の対策を図っていると思っております。

◎ふるさと歴史館長(高瀬清仲君) 私の方から2点目、3点目を説明させていただきますけれども、セコムの委託料4万円というのは比較的妥当な額だろうという御指摘でございまして、これは本当にそういうふうに私も考えています。火災犯罪の抑止的な効果がなかったのかどうかでありますけれども、今までの何年間かの事例で申し上げますと、火災につきましては、実際外で作業をしていた方が火を使って炎を出したという事例に対しましてセンサーが反応しまして、現場に警備の方が通報、あるいは消防車が来たということがありまして、実際、機能的には現実的には働いていたということからすれば、これが全くむだ金だったとは思っていません。犯罪につきましても、やはり多角的な犯罪がありまして、今回のような不審火ということも当然視野に入れて考えていかなければならなかったんでしょうけれども、そこまで拡大的には我々としては想定してなかったという点で多少反省材料としてはある得るかと思いますけれども、あくまでも侵入犯がいて中でたき火をしたりという点からの火災、そういうふうなことを考えたところでありまして、全くむだ金だったとは思っておりません。99%はこの防止システムである程度のものは防げるんじゃないかと考えておりました。

 また、警備の方が19分かかったという点につきましては、やはり通報システムが電話回線が焼き切れた、あるいは癒着した、そういうことから信号が送れなかったというところの障害で多少かかわってきているんじゃないかと推定しております。

 それから、セコムのサービスエリアとはどのくらいなんだとおっしゃられているわけですけれども、小平支社が分担している面積割は私どもは承知していません。あくまでも、かやぶき民家園をカバーしてもらえれば契約は成り立つわけですから、それ以外の会社の内容まで立ち入って聞いた記憶はございません。職員の配置についても、何名かというのも、全体的に何人いればそれだけの効果があるというところまでは、我々契約に際しては視野に入れてないものですから、そこまで承知しておりません。

 3点目の、10億円云々ということがありましたけれども、これはあくまでもセコム側に責任があった場合ということでございますので、今回の結果からすれば、まだどちらに責があるということまでの結論は出ていませんので、軽々にどうだああだとは申し上げられないと思っています。配線の関係がNTT側に責があるのか、あるいは市の方に責があるのかという点でございますけれども、ある程度技術的なことを信頼申し上げて工事等もお願いしていることからすれば、この辺もどちらにどうだということも私の判断では申し上げられないというところでございます。

◆6番(矢野穂積君) きょうは傍聴席にも大勢市民の皆さんが傍聴されているわけでありますから、私は石原知事のように答弁メモなしに議論するのが本筋だと思っております。与党議員はきょうも質問通告をしていたように、お互いに答弁メモを読み合うような格好になっておりますが、それはナンセンスでありまして、ここでこういうふうに質問をされたらちゃんと適切な答えが返ってくるような議会じゃないと困るわけですよ。今私がお伺いしたいことについて基本的にお答えになっていないでしょう。例えば、セコムの社員について、その社員が19分かかった、かかったのは、あなたは焼き切れたからどうのこうのと言いわけされたけれども、ところがさっきの行政報告では1時57分の煙センサーの感知でセコムに行って、それでセコムの社員が来たんじゃないかという話でしょう。来たのは2時16分じゃないですか。これだって私が着いたより後なんですよ。わかりますか。私が現場にやじ馬の1人として行ったようなもんですが、役に立ちませんでしたから。2時16分に着いたんだったら私が着いたより後に着いてるんですよ。だから驚いてるんですよ。だから、私が聞いたのは、総務部長よろしいですか。このセコムの4万円て安いけれども、安かろう、悪かろうじゃしようがないでしょう。私が言いたいのは、この社員が1人で来たのか、2人で来たのか、何人で担当しているのか。そしてセコムは、この民家園を含めてどのエリアをどの程度の時間で、人数で、質で管理しているんだと聞いたんですよ。それを確認しないで契約したんですか。傍聴席の皆さんびっくりするじゃないですか。そんな金を税金から使って契約をしてるのかという話になるじゃないですか。私はきょう質問通告してないから、いきなり言われて困ってるのかもしれませんね。わからないならわからないで結構だけど、総務部は直接契約してるんですか、だったらどっちかがきちんと、それについてはこうだとか、こういうふうにやってるんだということを後日やるとか、それなりの説明はしないと、市民の皆さんは「何だ、勝手にセコムの言われるままに契約してるんじゃないか」という話になりますから、この点については総務部を含めてお答えをしてください。

 それから、確かに生涯学習部長が言われたように、資料1の方で炎感知器が3カ所、確かにあります。表には2カ所あって、土蔵の中に1カ所ありますね。私が質問したのは、この図面いただいてますから、それを前提に質問をしたんですよ。この角度から言うと出火場所はカバーできない可能性が強いですね、認めていらっしゃるけれども。物もいっぱい置いてた、まきも置いてた、したがって、これはおくれたんだとおっしゃっている。でも、これはまず1つの問題は、炎感知器の配置が妥当だったかどうかということもありますね。それだけじゃなくて、この出火場所という建物の裏側の北側の部分に関して、外側から仮に放火されるという場合に、それに対応できるようなシステムが全くなかったのか。私はちょっと救いの気持ちで、中にある熱感知センサーが外のものも感知できるようなことを少しは考えたんじゃないですかというつもりで先ほど質問したんですよ。19個の熱センサーの中には外壁の部分に関して作動するようなものもあるんじゃないかということをお聞きしたんですが、何もなくて、当時はよかった、炎感知器の2本でもってカバーできることで設計されてるというようなことしかありませんから、この点について、何も北側の部分については外部からの放火とか侵入について防犯センサー以外のものは設置してなかったのかどうか、その点について伺っておきます。

 それからもう1点だけ、先ほどNTTの回線の問題を言ったんですが、これは回線を配線するときの考えはあなたの方でおやりになったのか。それともNTTがここじゃないとまずいですよと言ったのか。そのために焼き切れたんだったらばどちらかの責任が問題になってくるでしょう、だからそれをお答え願いたいと言ったんです。10億円については、まだ不法行為の責任がどこにあるのか特定されないのに、だれが払え、かれが払えって言ってるんじゃないんです。私が言ってるのは、NTTの回線の配線の采配をだれがしたのか、それをお聞きしているんです。

◎生涯学習部長(当麻洋一君) まず私の方から、先ほどの外部の炎感知器のことでございますけれども、私どもとしては外部から失火する、それを感知するものとしては炎感知器2基で十分に対応できると思っております。中につきましては、資料2に見るとおり、十分な対応をしていると思っております。たまたま、今回、かやぶき民家園の裏にいろんなブラインドとなるような、障害となるものがございましたので、先にNTT回線が燃えたのではないかという推定がされるということでございましたが、そのようなことがなければ私たちは2つの炎感知器で十分だというふうに思っております。

◎ふるさと歴史館長(高瀬清仲君) NTTの配線の件ですが、どちらが指示したのか、NTT側か、市側かという内容でございますけれども、これについては技術的な問題等も含めまして、NTT側の意見に対して従ったという内容でございます。民家園という昔の家屋ということで、配線をする場所に非常に苦労があったと聞いておりますので、これについてはこちらの方であそこにしろ、ここにしろという指示はしてないととらえています。

 それから、19個の熱感知器が全然外に対して対応できないんじゃないかということでございますけれども、19個の熱感知器というのはかなりの箇所に配置してありますので、外から発生した火災についても配線がきちんと機能していれば、当然、外からの熱を感知して警備会社に通知する、あるいは消防署に通知するというシステムになっておりますので、今回はたまたま外の電話回線でしょうか、それが先にやられたことが致命的な、働かなかった結果ではないかと思っています。

◆6番(矢野穂積君) 何回も質問するつもりはありませんので簡潔に言いますが、セコムとの契約の内容について、今定かにわからないのであれば、後できちんと、資料も含めて、市民にわかるように出していただきたいし、先ほどの炎の感知センサーについて支障があったということをお認めになった上で、なおかつこれで十分だったという答弁はやっぱりまずいと思いますよ。市民は納得できないと思うので、これについても十分、外部からの放火等に対応できるような体制を、ほかの施設、多摩湖町にもいっぱい施設もありますし、野口町にもありますから、それについてきちんと対応していただきたい。1点だけお答え願いたいと思います。

◎総務部長(西村良隆君) セコムとの契約は所管の方の契約内容でございますので、ちょっと今議場の中では定かではわかりません。



△日程第9 議案第40号 東村山市教育委員会委員の選任について同意を求める件

○議長(清水雅美君) 日程第9、議案第40号を議題といたします。

〔中略〕

○議長(清水雅美君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。

 質疑ございませんか。5番、朝木直子議員。

◆5番(朝木直子君) 質疑時間制限に強く抗議し、議案第40号について何点か伺います。

 第1点として、選任対象者の資質についてであります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第7条は、非違行為等があった場合、教育委員を罷免するという定めがあるほか、第11条には教育委員について政治活動の禁止等が定められているのであります。一方、非常勤の特別職とはいえ、教育委員長は月額10万 9,600円の報酬資金を受けており、また教育関係予算については、議会に提案する前に教育委員会の意見を聞くことが義務づけられているなど、教育委員、とりわけ現職教育委員長は当市の教育行政に日々重大な責任を負担する立場にあるわけであります。あすの一般質問でも取り上げられると思うのでありますが、現職教育委員長である本件選任対象者が政治活動とはいえないとしても、憲法第89条違反の発言が飛び交う特定団体の政治的意図が交錯する多摩湖ふれあいセンターのボランティアに応募していることは、政治的に中立を要求され、議員などとの兼職も禁止されているほど重大な職責を担っている教育委員長として、本来の職責を全うしているかが問われるのであります。後に触れるいじめ事件が頻発している中、事件がいまだ解決していないにもかかわらず教育委員長みずから……。

○議長(清水雅美君) 速記が間に合わないので休憩します。

  午後1時57分休憩

  午後1時57分開議

○議長(清水雅美君) 再開いたします。

---------------------------------------

◆5番(朝木直子君) 教育委員長みずから地域のボランティア活動を行うほど暇ではないと思うのであります。この選任対象者の態度はいささか慎重さを……。

○議長(清水雅美君) 休憩いたします。

  午後1時57分休憩

  午後1時58分開議

○議長(清水雅美君) 再開いたします。

---------------------------------------

◆5番(朝木直子君) この選任者の態度はいささか慎重さを欠いた行為ではないかと考えるが、見解を伺います。

 第2点、君が代・日の丸への認識の問題であります。起源を調べたのでありますが、君が代は1869年にイギリス軍横浜駐屯部隊の軍楽長フェントンが作曲したものの定着せずに、同じ歌詞で1896年に宮内庁雅楽課の林広守が作曲し直したものを、ドイツ人音楽教師エッケントが編曲したのが現在の君が代となっているのであります。最終的には外国人が完成させたのが君が代という曲ということであります。戦前の旧天皇制下、軍部独裁による侵略戦争賛美、忠孝愛国のマインドコントロールの道具として学校教育の現場でも軍国少年養成のため、護身用、国旗掲揚、君が代斉唱が極めて重要な役割を果たしたのは紛れもない事実であります。旧天皇制が廃止された現行憲法下においてなおこの君が代を法制化し、再び強制する自自公の動きは、昭和天皇を初めとする軍部の戦争責任を免責し、かつての侵略戦争の時代へ歴史を巻き戻そうとするに……。

○議長(清水雅美君) 休憩します。

  午後1時59分休憩

  午後2時開議

○議長(清水雅美君) 再開します。

---------------------------------------

◆5番(朝木直子君) 歴史を巻き戻そうとするに等しい行為と言わざるを得ないのであります。本件選任対象者はどのような見解を持っているか、戦争否定の立場に立っているのかどうか伺いたい。

 第3点は、市内中学でのいじめ事件等への認識についてであります。東村山市立四中では、現在、回田小学校以来断続的に続いていたいじめ事件が表面化し、保護者、生徒本人が学校側の対応について強く告発しているのでありますが、なおいじめが継続し、解決していない状況にあるのであります。本件選任対象者は地域でボランティアに応募するほどの余裕があるようでありますが、いじめ事件の実態はそのような余裕を許さない深刻な状況にあるのでありますから、いじめ事件について本件選任対象者は教育委員長としてこれまでどのように取り組んできたのか伺います。

◎市長(細渕一男君) 順次お答えをいたします。

 初めに、市長として教育委員を選任する基準は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の中で選任についての要件がうたわれております。すなわち、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し見識を有する者のうちから議会の同意を得て任命するということでありますので、その趣旨に沿って適任者と判断したところであります。

 次に、選任対象者の資質及び経歴でありますが、後藤氏は温厚で慈愛に満ちたお人柄と存じております。履歴にもありますように、長い教職歴、2期8年にわたる教育委員としての経験から、研さんによる見識をお持ちになっている方であります。21世紀に向けた新しい教育課題に対する真摯な研究態度をお持ちと判断をしておるところでございます。

 次に、日の丸・君が代の認識ですが、教育委員会におきましては従来より、各学校に学校指導要領にのっとって教育活動を行っていただくようお願いしていると認識しております。国旗・国歌におきましては、学習指導要領には入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するように指導するものとすると記されております。したがいまして、教育委員として同意をいただきますれば、引き続きその姿勢を学校に指導いただけるものと考えております。

 次に、市内中学校におけるいじめについての件でございますが、いじめはどのような事情があっても、あってはならないと強く感じております。当然のことながら、教育委員会におきましても同様の認識でございます。市内中学校のいじめに対しては、元学校長として、また、教育委員及び教育委員長としての御経験をもとに、学校教育部を通じ適切な御助言をいただき、その根絶に御尽力いただけるものと確信をしております。

 次に、地域でのボランティア活動につきましては、市の積極的な社会参加の1つととらえております。

〔中略〕

○議長(清水雅美君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。

 討論ございませんか。5番、朝木直子議員。

◆5番(朝木直子君) 議案第40号、教育委員選任議案について、草の根市民クラブは以下の理由により、不同意の討論を行います。

 まず第1点として、選任対象者は足元の市立四中2年5組及び2年4組などでいじめ事件が表面化し、いまだ解決していない中で、教育行政全体に責任を有する教育委員長という極めて重要な地位にありながら、他方で地域のボランティアに応募するなど、一般市民とは異なる教育委員長本来の職責から見て、軽率かつ慎重さを欠く態度をとっていること。

 第2点として、自自公が戦略戦争賛美、忠孝愛国の道具として使われた君が代・日の丸について、我が国の歴史上いまだなされたことのないその法制化を強行し、昭和天皇を初めとする軍部等の戦争責任を政治的に免責し、他方でかつての侵略戦争の時代へ歴史を巻き戻そうとする動きに対して、近隣諸国から警戒感が表明されている現在、市長は戦争否定の立場に立って、本件選任対象者についてその認識を確認していないこと。

 よって、草の根市民クラブは本件選任議案に反対いたします。



△日程第11 議案第42号 (仮称)東村山市白州山の家建設工事の委託契約

○議長(清水雅美君) 日程第11、議案第42号を議題といたします。

〔中略〕

○議長(清水雅美君) ほかに質疑ございませんか。6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積君) 質問時間制限に強く抗議しつつ質疑に入りますが、与党議員の質疑を聞いていると建設業者の代弁のようにも聞こえるのでありますが、この大不況下、税収減で財政危機がさらに深刻化していくことが容易に予測される中、2億 5,000万もの血税を投下し、あえて本件建物を建設する必要があるのかという観点に立って何点か伺います。

 第1点、まずこれまでの山の家の利用状況について、冬場は利用者がないと聞いておりますが、昨年度の月別の利用実態を伺いたい。

 第2点、田無の菅平施設など、近隣他市が所有する青少年施設の利用実態、経営実態を伺いたい。

 第3点、昨年度実績で、建てかえる前の山の家の賃借料、人件費、維持管理経費を明らかにしていただきたい。

 第4点、建てかえ後の管理人人件費、維持管理費用等の概算はどのようになるか。

 第5点、本件建設予定周辺地域については、このほど私どものボランティアの調査団が現地をつぶさに調査してきたのでありますが、建設予定地の直近の位置には、東側に森に囲まれた白州町立のゴジラの森名水公園があって、この中に定員42名の宿泊施設があるほか、そのそばには 160人収容可能なバンガロー25棟があるゴジラの森キャンプ場、さらには、西側の川沿いに武川村経営の整備されたフレンドパーク武川というオートキャンプ場があり、巨摩テニスセンターなども、これは財政の余裕なまちのようで、たくさんの立派な施設が建設されているのであります。そこで伺うのでありますが、この不況下に2億 5,000万もの血税を投下し、高額のランニングコストを毎年負担するという方法をなぜ選択したのか。本件建物は定員92名ということでありますが、白州町や武川村と利用契約を結び、国保の提携施設のような利用料の助成制度をつくって、これら整備された地元施設を低料金で活用するという方法をなぜ選択しなかったのか明らかにしていただきたい。

 最後に、白州町等を初めとして、この1カ所だけではなく、他の自治体とも--広域行政圏もありますから利用契約を結んで、一般市民も低料金で気軽に利用できる利用料助成制度をつくって、近隣他市の青少年施設応用施設の活用をなぜ考えないのか伺っておきます。

◎生涯学習部長(当麻洋一君) お答えいたします。

 まず初めに、昨年度の月別利用状況でありますが、年間 3,935人でありました。月別には4月、67人、5月、152 人、6月、 134人、7月、 1,762人、8月、 1,097人、9月、 202人、10月、70人、11月、 143人、12月、22人、1月、25人、2月、17人、3月、 244人でございました。

 次に、近隣他市の利用実態、経営実態でありますが、利用実態の把握はしておりませんが、各市の施設規模にもよりますが、利用実績が上がらず、経営事態がよくない施設があることも聞き及んでおります。

 次に、昨年度の山の家の賃借料、人件費、維持管理費でありますが、白州町への賃借料は 150万円、管理人人件費 466万 2,900円、維持管理費は区費納入金を含め 183万 9,292円であります。

 次に、建てかえ後の維持管理費用の概算でありますが、設計の委託業者を通して試算中でありますので、御理解を願います。

 管理人等、年間人件費につきましては、22番議員さんにお答えしたとおりでございます。

 次に、整備された地元施設と利用契約を結び、低料金で活用する方法を選択せず、ランニングコストを毎年負担する方法としたかでありますが、確かに、白州町及び武川村にはお話のような施設がありますが、青少対に代表される各団体におきましては、年間の活動において、子供の夏休みを中心として、キャンプ等の宿泊を伴う行事を計画いたします。各施設においては、夏季期間の利用を抽選としたり、当市でも同じでありますが、町村の事業が優先され、なかなか計画どおりの行事ができないのが事実であります。このような中で、各団体では容易に確保できる活動の拠点として、本施設の存在は大きな励みになると判断し、今日の方法を選択したものであります。

 なお、他施設との契約につきましては、今後検討をしていきたいと考えております。

 次に、利用料助成による他施設の活用でありますが、現在、多摩六都において管外宿泊施設の相互利用は行われておりまして、該当施設の利用は可能となっておりますが、利用料助成の考えには至っておりません。今後、必要に応じまして検討したいと思います。

 次に、利用料はどのように設定するかでありますが、2番議員さんにお答えしたとおりでありますので、よろしくお願いいたします。

〔中略〕

○議長(清水雅美君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。

 討論ございませんか。6番、矢野穂積議員。

◆6番(矢野穂積君) 草の根市民クラブは、ボランティア調査団の調査及び答弁を踏まえて、以下の理由により反対の討論を行います。

 第1点、本件建物は自炊を前提とするキャンプ施設であって、本件建設予定周辺地域には既に類似の施設があること。第2点、民間では首切りが行われ、当市も市長が認めるとおり、税収減で深刻な財政危機にあるにもかかわらず、合計3億円もの施設の予算を支出するのは必要でないこと。第4点、近隣他市の類似施設のほとんどが赤字経営に苦しんでいる現状の中、このような施設をつくる必要はないこと。

 以上により、反対の意思を表明する。


トラックバック

トラックバック URL
http://threesparrows.blog26.fc2.com/tb.php/95-c6b49aa9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。